ジェットヒーターが点火しない原因は、様々な事が考えられます。
ユーザー様が簡単に試せる事から、電圧降下による動作不良や、絶縁不良によりブレーカーが落ちてしまったり、コードの断線や損傷などユーザー様による原因も多いのですが、モーターが動かないのか?それともモーターが動いているが点火しないのか?こちらが原因を探るポイントのひとつになるかと思います。中には弊社にて整備を行わなければならないケースもあります。
■ジェットヒーターが点火しない原因一覧■
1. 燃料切れ ⇒燃料を補給する
2. 電源が供給されていない ⇒電源を接続する
3. 初回起動時 ⇒燃料配管内やポンプ内の空気が抜けるまでは着火しないので、再度なんどか点火動作を行う
4. 燃料タンク内の湿気などによる水の混入 ⇒燃料タンク内の清掃を行う
5. 空気吸入口が塞がっている ⇒空気吸入口に物が被さっていないかを確認する。空気吸入口を清掃する
6. 燃料パイプの詰り・破損 ⇒燃料パイプの補修・交換を行う
7. 電磁ポンプの故障 ⇒ポンプの修理or交換を行う
停電安全装置や対震安全装置による自動消火後の点火 ⇒安全装置作動後の対処手順を確認する
8. エレメントが詰まっている ⇒エレメントの清掃・交換を行う
9. 点火プラグの汚れ ⇒点火プラグを交換する
1番~3番まではユーザー様ご自身で、確認を行える事になりますが、4番以降の事例は機械を入替後に弊社にて整備が必要かと思われます。
ですが、意外にも一番多い原因は、燃料が空になってから再度補給を行い点火をする場合は、灯油が循環するまで時間がかかる場合があり、故障と間違って、お問い合わせが来るケース。
その他に多いのが、4番の燃料タンク内の湿気などによる水の混入、タンク内の燃料をすべて抜き取り空にして、新しい灯油に入れ替えると点火する場合も多いです。
もしもユーザー様ご自身で燃料の灯油を入替られる事が出来るならば、お試しして欲しい事柄になります。