ハンマードリルの先端部分、ノミを入れる部分からオイル漏れするという、こちらの症状は夏場によく起こる症状ですが、整備した後オイルタンクからオイルがクランクケースやシリンダー部分にオイルが流れてしまい、先端部分からオイルが出てしまうのが原因で、弊社、取り扱いの日立のハンマードリルPR-38EとエレクトリックハンマーEHのPH-65Aに限り起こる症状です。
これは機械の故障ではありませんが、お客様からのお問い合わせが多いです。
整備の面から申しますと、シリンダー部分への砂やほこりの流入を防ぎ、ピストンの焼け付きを軽減し打撃不良も起こしにくくなりますで良いのですが、現場によってはオイルによって地面を汚したくないケースもありますので、その場合はマキタのハンマードリルHR3811をオススメしております。
下の画像は日立ハンマードリルのクランケースのフタを開けた画像ですが、脱脂綿を固めたフェルト状の素材にオイルがしみ込んで、オイルを潤滑させる構造になっております。
弊社では、未整備の機械はすべてオーバーホールしてから納品をしております。しかしながら使用をしなくても在庫期間が長い場合は、タンクのオイルが先端部分に流れてしまうこともありますのご注意ください。
▼シリンダー及び先端部分の画像
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